口臭が生臭いとき、まずするべき対策 | チェック方法から原因分析まで

自分の口臭を嗅いでみて、「生臭い香りがする」「卵が腐ったような臭いがする」「生ゴミの臭いがする」と悩んでませんか?

口臭の感じ方は人それぞれですが、以下のようにVSC(揮発性硫黄化合物)によって臭いには違いがあります。

・メチルメルカプタン(生臭い香りがする)
・硫化水素(卵の腐敗臭がする)
・ジメルサルファイド(生ゴミの臭いがする)

生臭い口臭で悩んでいるのであれば、メチルメルカプタンと呼ばれる物質が口内で発生している可能性大ですね。

とは言え、口臭が酷いのかどうか、自分自身で気付かないケースも少なくありませんし、まわりから指摘されるということも期待できないですよね。

そこで、自分の口臭が生臭いのかどうか簡単にチェックする方法を紹介して、口臭が生臭い原因と改善方法についてお伝えしていきます。

自分の口臭が生臭いのかどうかチェックする方法

口の中の臭いの原因は「唾液」と「舌苔」の臭いを嗅ぐことでわかります。

    口臭のセルフチェック方法

  1. 1枚のティッシュペーパーを4回折りたたんで小さな座布団の形にする
  2. 折りたたんだティッシュを舐めるように舌を上から下になぞる
  3. 2分程度そのまま放置して深呼吸してから臭いを嗅いでみる

口を手で覆って嗅いでみたり、ビニール袋に息を吹き込んでチェックしたりする方法よりも確実です。

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口の中の臭いのもとを直接嗅ぐわけだね

ティッシュを使った方法で生臭い口臭がしたら、早めに対策をした方が良いでしょう。

生臭い口臭の原因はこれだ!

口臭が生臭い原因
生臭い口臭の原因が何なのか、疑問に感じている人も多いと思います。

何度も口の中をすすいだり歯磨きをしたりしているのにも関わらず、生臭い状態が続くというのは精神的なショックが大きいですよね。

生臭い口臭ははじめにも説明したように、VSC(揮発性硫黄化合物)の発生が大きな原因になっています。

剥がれ落ちた粘膜のカスや食べ物のカスに含まれるタンパク質を口内の細菌が分解すると、VSC(揮発性硫黄化合物)が発生する仕組みです。

VSC(揮発性硫黄化合物)の中でもメチルメルカプタンの量が多い人は、生臭い口臭で悩まされやすいと考えて良いでしょう。

剥がれ落ちた粘膜のカスは、舌の上に集まって舌苔と呼ばれます。
ここから臭いが発生することが多いです。

つまり、生臭い口臭を発しているのは、内蔵ではなく口の中そのものが原因の場合が多いのです。

他にも、生臭い口臭の発生で考えられる原因を幾つか挙げてみました。

  • 歯周病や虫歯、歯垢や歯石など口内のトラブルが引き起こされている
  • 口の中を洗浄する作用を持つ唾液の量が減少している
  • 「妊娠時」「月経時」「思春期」「更年期」など女性ホルモンが変調する時期
  • 胃腸の調子が悪くて胃酸の分泌が減少し、食べ物が体内で異常発酵している

口臭の原因の多くは虫歯や歯周病など口内のトラブルが深く関わっていますが、ホルモンバランスの乱れや胃腸のコンディションの低下で症状が酷くなっているケースは少なくありません。

あらゆる原因が積み重なって生臭い口臭が発生しているケースもあるのが一番厄介なところです。

思春期など成長に伴う体の変化も影響していることもあるため、子供の口臭が臭いという場合にはこれに該当することが多いようです。

口臭が生臭いときにすぐにできる3つの改善方法

「口が臭い」と思われないためには、日々の念入りな対策が必要になります。

生理的口臭は誰にでもありますので100%発生を予防するのは難しいとしても、生臭い口臭を少しでも和らげることは可能ですよ。

具体的にどのような方法で生臭い口臭を改善すれば良いのか、幾つかの方法を見ていきましょう。

【改善方法①】歯磨きは1日に2回~3回程度に抑える

歯磨きのやりすぎ
「口臭があまりにも酷い」⇒「とにかく歯磨きの回数を増やせば良い」と考えている方はいます。

しかし、あまりにも過剰に歯磨きをしたり、間違った方法で歯磨きをすると逆に口臭が悪化しやすいので気を付けないといけません。

    歯磨きのし過ぎで起こる現象

  1. 歯磨きの際に歯磨き粉を使ってうがいをする
  2. 口内を清潔に保つ作用を持つ唾液が減る
  3. 口腔内の乾燥や酸性化が起こって雑菌が繁殖する
  4. 揮発性硫黄化合物(メチルメルカプタン)が発生しやすくなる

間違った歯磨きで生臭い口臭の症状を悪化させている人もいますので、1日に2回~3回程度で十分です。

毎食後に歯磨きをするのはやりすぎですので、どうしても口臭が気になる場合は口を軽くすすぐだけに留めておきましょう。

【改善方法②】唾液の分泌を促す

生臭い口臭を改善するに当たり、唾液は欠かせない存在です。

    唾液の役割

  • 口内の殺菌
  • 口の粘膜を潤して滑らかな状態にする
  • 消化酵素のアミラーゼが消化を助ける
  • 洗浄作用や自浄作用で口内を清潔に保つ
  • 酸によって溶けた歯を修復する

口臭のもとは硫黄化合物以外にも、口内の雑菌の繁殖などが影響します。

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口内を清潔に保つためにも、唾液の分泌を増やすことはとても重要なことなんです。

唾液が減少することで殺菌作用が薄れて生臭い口臭が酷くなるケースはありますので、下記の方法で唾液の分泌量を増やしましょう。

    唾液を増やすポイント

  1. 口呼吸の改善
  2. 普段の生活で良く噛んだり良く話したりと心掛ける
  3. 口が乾いていると感じたらキシリトールガムを噛む
  4. 口内で舌を上下左右に動かすエクササイズに取り組む

唾液の分泌は舌の動きと連動しているため、ある程度自分でコントロールすることができます。

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堅いものを噛むと唾液がたくさんでるよ!

【改善方法③】薬用マウスウォッシュを使う

マウスウォッシュで口内を殺菌
薬用マウスウォッシュを使うのは、生臭い口臭を改善する効果的な方法です。

薬用マウスウォッシュとはデンタルリンスとも呼ばれているアイテムで、口の中に含んですすぐことで口内の細菌を殺菌できます。

つまり、本来唾液がしなければならない口内殺菌を一時的にしてくれるので即効性も期待できます。

一日に何回も歯磨きをするのなら、薬用マウスウォッシュを使って口内の殺菌や食べかすを洗い流すだけの方がよっぽど効果的だといえます。

もちろん、デンタルリンスもあまりにも使いすぎていると口内の乾燥の原因になりますので、適度に使用するのがポイントですね。