空腹で口臭がキツくなる原因はこれだ! | 予防方法も解説

人は空腹になると胃がキリキリしてきますよね。

朝食を抜く習慣の方なら、昼食前はかなりの空腹状態になっているはずです。

そして、口の中が乾燥していると感じることがあるはずです。

あなたの予想通り、人は空腹時には口臭がキツくなることがあります。

ここではなぜ空腹で口臭がキツくなるのか、考えられる原因と改善するための方法についてお伝えしています。

空腹で口臭がキツくなる原因はこれだ!

口腔内が中性からアルカリ性に傾く

空腹時は口内がアルカリ性になる
空腹時に口臭が悪化しやすいのは、口腔内が中性からアルカリ性に傾くのが原因です。

ここでは、食事を食べ終わってから空腹状態になるまでに、口腔内がどのように変わっていくのか見ていきます。

    リスト名称

  1. 食事中は唾液の分泌量が増えて食べ物と一緒に細菌も飲み込まれる
  2. 食べ終わってからしばらく経過すると中性からアルカリ性に傾く
  3. 口内がアルカリ性の状態になると口臭が強くなりやすい

食後は口の中が酸性になりますので、臭いの強い食べ物を食べていない限りは口臭が酷くなることはありません。

しかし、空腹時は口臭がキツくなりやすいアルカリ性の状態になっているため、不快な臭いが発生しやすいわけですね。

唾液の分泌量が低下する

食べ物を食べる際に、私たちは顎を動かして噛むという動作を繰り返します。

普段から行っている何気ない動作で、唾液がたくさん分泌されるのです。

この唾液には洗浄作用や自浄作用、殺菌作用があるため、口臭の改善に欠かせません。

唾液がしっかりと分泌されている状態であれば、食べ物のカスを流したり雑菌の繁殖を防いだりして悪臭成分の揮発性硫黄化合物(VSC)が発生しないように働きかけてくれます。

しかし、空腹時はあまり顎を動かすことがありませんので、「唾液の分泌量が減少する」⇒「細菌の繁殖を食い止められない」⇒「口臭が酷くなりやすい」と繋がるわけです。

胃の中で膵液が分解される

膵液とは膵臓から十二指腸で分泌される消化液のことで、「炭水化物」「タンパク質」「脂質」の三大栄養素を全て消化できます。

空腹時の口臭は膵液とも深い関わりがあるのが特徴で、具体的な仕組みをまとめてみました。

    空腹時の膵液と口臭の関係

  1. 空腹時は胃の中に食べ物が存在しない状態になる
  2. 消化するものがないと消化液である膵液が分解される
  3. 膵液が分解される際に臭いの原因になる悪臭ガスが発生する
  4. 悪臭ガスが肺に運ばれて呼気に混ざって排出される

何十時間も食事をしないで我慢するダイエットに取り組んでいる方は、空腹状態になって膵液の分解で口臭の原因になるガスが発生しやすいため、無理な食事制限はできる限り避けた方が良いでしょう。

空腹による口臭を対策する効果的な3つの方法

空腹による口臭は誰にでも起こる生理的口臭ですので、あまり神経質になる必要はありません。

病気を発症しているわけではありませんし、ご飯を食べて空腹状態を改善すれば口臭は次第に良くなっていきます。

それでも、口臭を和らげるのはエチケットとして大事ですので、空腹による口臭を対策する効果的な方法を見ていきましょう。

① 朝食をしっかりと食べる

毎朝朝食を食べる
朝の目覚めは口臭が酷くなりやすい時間帯で、その理由を簡単に説明していきます。

    朝の目覚めの口臭が臭い理由

  • 睡眠中は唾液の分泌量が自然に減少するから
  • 口内の嫌気性細菌が繁殖を繰り返して増殖するから
  • 口臭の原因物質の揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるから

寝起きの口臭のモーニングブレスはただでさえ臭いのにも関わらず、朝食を抜いて空腹状態が続くと午前中の口臭も悪化しやすいですよ。

益々強烈な臭いを発する恐れがありますので、朝食を抜かずに毎日しっかりと食べる習慣を付けましょう。

どうしてもダイエットに取り組んで摂取カロリーを減らしたいのであれば、朝食を食べて夕食の量を減らすべきです。

② バランスの良い食生活を送る

何も食べないダイエットは、口臭の悪化にしても健康状態を加味してもあまり良くありません。

確かに、食べる食べ物を減らせば体重を落とすことができますが、無理なダイエットはリバウンドの原因になります。

そこで、健康的に痩せながら口臭を同時に対策するために、バランスの良い食生活を送りましょう。

1回の食事量を減らしても、1日定期的にバランス良く食事をしていれば、口内が乾燥してしまったりアルカリ性になってしまうことを防ぐことができます。

無理な食事制限をしていなければ、空腹時の口臭がキツくなる心配はありません。

③ 唾液腺マッサージに取り組んでみる

唾液を出すためにマッサージする
空腹時は唾液の減少で口臭がキツくなりやすいので、唾液腺マッサージに取り組んでみましょう。

唾液腺マッサージのやり方は次のようにとても簡単です。

  • 親指以外の4本を耳の前の頬に当てて10回程度マッサージして耳下腺を刺激する
  • 顎の骨の内側の柔らかい部分を指で押し込んで顎下腺を刺激する
  • 舌を押し上げるように顎の先端の舌下腺を刺激する

一時的に口内の洗浄効果を持つ唾液の分泌量が減少するのは仕方がありませんので、お腹が空いた時は唾液腺マッサージで唾液の量を増やす対策を行ってみてください。