朝の寝起きの口臭に重曹が効く理由!正しいやり方を解説

朝の寝起きは一日の中でも、口臭が酷くなります。

これは誰にでもある生理的口臭に分類されるため、朝に口が臭いからといって病気のサインや前兆ではありません。

この寝起きの口臭を対策するに当たり、重曹が大いに役立ちますよ。

重曹の正式名称は炭酸水素ナトリウムで、お近くのドラッグストアやスーパーでも販売されている食用の身近な物です。

ここでは、朝の寝起きの口臭に重曹が効く理由と使い方をまとめてみました。

朝の寝起きの口臭に重曹が効く理由を3つにまとめてみた

まず、なぜ朝の寝起きに口臭が酷くなるのか、考えられる原因は次のとおりです。

    朝の口臭の原因

  1. 眠っている間は当然のように水分補給ができない
  2. 口腔内が乾燥して唾液の分泌量が減少する
  3. 唾液の殺菌作用で口内の細菌を殺菌できない
  4. 嫌気性菌が繁殖して臭い物質が作られやすくなる

【理由①】酸性のVSC(揮発性硫黄化合物)を中和できるから

重曹は弱アルカリ性
重曹を溶かした水でうがいをするのは口臭に効果的で、アルカリ性の性質で酸性のVSC(揮発性硫黄化合物)を中和できるからです。

食べ物のカスや歯垢を口内の細菌が分解すると、次のVSC(揮発性硫黄化合物)が作られます。

  • 卵が腐ったような臭いの硫化水素(H2S)
  • 野菜が腐った臭いのメチルメルカプタン(CH3SH)
  • ゴミのような臭いがするジメチルサルファイド

しかし、重曹を使ってうがいをするとVSC(揮発性硫黄化合物)が中和されますので、口臭が気になりにくくなるわけですね。

【理由②】虫歯を予防できるから

虫歯は口臭が悪化する大きな原因と言われています。

虫歯が口臭を酷くする流れ

  1. 虫歯は虫歯菌によってエナメル質や象牙質に穴があく
  2. そのまま放置していると食べ物のカスが詰まりやすくなる
  3. 細菌が繁殖して歯垢が蓄積されて臭いを発する

口内が酸性の状態になると虫歯が発生しやすくなるため、弱アルカリ性の性質を持つ重曹が役立ちます。

重曹をオーラルケアとして使っていると虫歯を予防できますので、結果的に口臭の対策にも繋がるわけです。

もちろん、朝の寝起きだけではなく、就寝前にも重曹を使ってうがいをして清潔な口腔内を手に入れる努力をしてみてください。

【理由③】ホワイトニング効果を持っている

ホワイトニング効果も
口臭と直接的に関係があるわけではありませんが、重曹にはホワイトニング効果があります。

強い研磨力で歯のエナメル質の汚れを落とすことができますので、綺麗な歯を手に入れたい方にもおすすめのアイテムです。

歯の着色汚れは見た目のイメージが悪くなる大きな原因ですので、ホワイトニング効果を持つ重曹を使って歯磨きをしてみてはいかがでしょうか。

しかし、あまりにもゴシゴシと力を入れてブラッシングをしすぎると、歯の表面のエナメル質が傷付きやすくなります。

歯のエナメル質はとてもデリケートですので、優しく歯磨きをして表面の汚れを浮かせて取り除くのがポイントですよ。

重曹を使った口臭対策の正しいやり方はこれだ!

お掃除アイテムとして重曹は有名ですが、現在では口臭予防や歯のホワイトニングとして使用する方が増えました。

重曹を使った口臭対策の正しいやり方は、下記のようにとても簡単です。

重曹を使った口臭対策の手順

  1. 工業用ではなく調理用の重曹を薬局やスーパーで購入する(ベーキングパウダーと呼ばれている)
  2. コップ1杯の水に対して小さじ3分の1程度の重曹を中に入れてかき混ぜる
  3. 重曹水が出来上がったら口の中に含み、くちゅくちゅと全体に行き渡らせる
  4. 重曹水を吐き出した後に、普段と同じように歯磨き粉を使ってブラッシングをする

たったこれだけのオーラルケアで酸性に傾いた口内をアルカリ性の状態に戻し、VSC(揮発性硫黄化合物)による口臭を対策できます。

「朝の寝起きは口臭が酷い・・・」と悩んでいる方は、重曹水を使ったうがいと通常のブラッシングを併用してみてください。

重曹水でうがいをする際に押さえておきたい注意点

重曹水はベーキングパウダーと水を混ぜ合わせるだけですので、作り方は難しくありません。

一度に大量の重曹水を作っておいて、うがい薬の代わりとして冷蔵庫で保管するのもアリです。

しかし、重曹水によるうがいで口臭を対策するに当たり、幾つか押さえておきたい注意点があります。

  • 塩分の過剰摂取で血管に異常が出やすいので飲み込まないようにする(誤って少し飲み込む分には安全)
  • あまりにも濃すぎると研磨効果が高くなって歯の表面が傷付きやすくなる
  • うがいのし過ぎは口内の乾燥に繋がるため、1日に2回~3回程度に留める

適切な方法で重曹水を使ってうがいをしていれば、口内や身体に大きなダメージが加わることは絶対にありません。

それでも、うがいや歯磨きのし過ぎは口内の乾燥に繋がりやすいので、ガムを食べたり唾液腺マッサージをしたりして唾液の分泌量を増やす対策が効果的です。

「歯磨きだけ」「うがいだけ」とどれか一つに拘るのではなく、あらゆるアプローチで嫌な口臭を対策して、爽やかな吐息を手に入れる努力をしてみてください。