イソジンは口臭ケアに効果的?正しい使い方をチェック!

薬局やドラッグストアなど様々な場所でイソジンは販売されていますので、一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

「イソジンは風邪を予防するためのうがい薬」とイメージしている人はいますが、実は口臭ケアにも効果的なんです。

イソジンうがい薬は第3類医薬品で、効能効果にも「口臭の除去」と記載されています。

ここでは、イソジンうがい薬が口臭対策に有効な理由や使い方についてお伝えしています。

イソジンは口臭ケアに効果的なの?

イソジンとは、ポビドンヨード(Povidone-iodine)を主成分とするうがい薬や消毒薬です。

イソジンを使ったうがいは、次の口臭の予防や対策ができます。

イソジンで対策できる口臭の種類

  • 口内の雑菌の繁殖による口臭(揮発性硫黄化合物のVSCが発生している)
  • ニンニクやニラなど臭いの強い食べ物を食べた時に発生する口臭

雑菌由来の口臭には特にイソジンが効果的で、ポビドンヨードが含まれているというのが理由です。

ポビドンヨードはヨウ素の酸化作用を利用した抗微生物成分で、期待できる効能を幾つか挙げてみました。

    ポビドンヨードの効果

  • 細菌やウイルスに対する強い殺菌作用
  • 傷口の消毒
  • とびひやおできの殺菌

口臭の原因物質の正体は、嫌気性菌が食べ物のカスなどを分解した時に発生するVSC(揮発性硫黄化合物)です。

口内に雑菌が繁殖するとVSC(揮発性硫黄化合物)が増えて口臭が酷くなりやすいので、殺菌成分のポビドンヨードを含むイソジンが役立ちます。

イソジンは子供でも使用できるものですので、「口臭が気になるな~」という方はうがいする際に使ってみてください。

イソジンうがい薬の種類は?

一般的なイソジンは黒っぽい液体のうがい薬です。

液体を水60mlの中に薄めてうがいをすることで口内を殺菌してくれるため、口臭の予防に役立ちますね。

しかし、「イソジンの色や味がちょっと気になる」という方はいませんか?

そのような人には、新たに発売されたイソジンクリアうがい薬がおすすめです。

イソジンクリアうがい薬は無色透明タイプの製品で、普段のうがい習慣にワンプッシュするだけで使用できます。

マイルドミント風味とアップル風味の2種類のフレーバーがあるのに加えて、次の2つの有効成分も追加されました。

  • 250㎎のCPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)
  • 250㎎のグリチルリチン酸二カリウム

口腔内の殺菌に加えて歯茎の炎症を和らげる効果も持ち合わせていますので、イソジンクリアうがい薬も試してみましょう。

昔と違って、他にもいろいろなタイプのイソジンうがい薬が販売されています。

ご家庭に合ったタイプのものを使うことができますね。

イソジンうがい薬 第3類医薬品 昔からある通常のうがい薬です。
イソジンうがい薬P 第3類医薬品 フルーティーな香りで、苦味や刺激を抑えた風味のうがい薬です。
イソジンうがい薬C 第3類医薬品 うすめずそのまま使えるタイプのうがい薬で、清涼感がアップするように工夫されています。
イソジンクリアうがい薬 指定医薬部外品 家族で使いやすい、“無色透明で、さわやかな風味”のうがい薬です。
アップル風味とマイルドミント風味の二つのフレーバーを選べます。

口臭予防で押さえておきたいイソジンの正しい使い方

口臭予防でイソジンを使う際は、正しい使い方を押さえておかないといけません。

「少しでも口臭を和らげたい」と考えて間違ったやり方でイソジンを使っていると、次のリスクがあります。

  • エタノールやアルコールによる作用で口腔内が乾燥して唾液の分泌量が減る(殺菌作用が薄れて口臭が悪化する)
  • 歯の再石灰化という再生過程でポビドンヨードの色素が歯に取り込まれて着色する

特にイソジンによるうがいのし過ぎは口臭の悪化に繋がるため、使いすぎには十分に注意した方が良いでしょう。

イソジンの基本的な使い方
「液体2ml~4mlを水60mlに薄める」⇒「1日に数回に渡ってうがいをする」

しかし、1日に5回も10回もイソジンでうがいをしていると逆に口内が乾燥して口臭が悪化しますので、数回程度のケアに留める必要があります。

また、イソジンの中には医薬品成分が配合されているため、下記に該当する方は使用前に薬剤師または登録販売者に相談しましょう。

  • ポビドンヨードでアレルギー症状を引き起こしたことがある
  • 口内が酷くただれている
  • 甲状腺機能障害と診断を受けた

イソジンを使ってかゆみや刺激感を感じた場合も副作用のリスクがありますので、直ちに使用を中止して医師の診察を受けてみてください。

イソジンが効かない口臭はあるの?

正しい使い方を守ってイソジンでうがいをしていれば、手軽に口臭ケアができます。

口腔内を殺菌して嫌気性菌の繁殖を食い止めてVSC(揮発性硫黄化合物)を減らすのは、口臭を対策する上で欠かせません。

しかし、下記に該当する口臭は、イソジンでうがいをしても取り除くことができない可能性がありますよ。

イソジンで対策が期待できない口臭

  • あまりにも臭いの強い食べ物を食べていて、肺から呼気として出てくる口臭
  • 虫歯や歯周病など、口腔内の病気が引き金になって発生する口臭
  • 胃腸の消化不良など、内臓の何かしらの問題で発生する口臭

ポビドンヨードを含むイソジンはあくまでも口腔内の殺菌効果しかないため、肺から呼気として出てくる強い口臭(消化器系が原因の口臭)や歯周病による口臭は和らげることができません。

この点に関してはイソジンによるうがいだけではなく、コンビニで販売されているスプレーやガムも一緒です。

中でも歯周病や虫歯が引き金になって口臭が悪化している人は多いので、セルフケアではなく早めに歯科医院を受診して適切な治療を受けた方が良いでしょう。

歯周病は口臭の悪化に加えて、最悪の場合は歯を失う恐れもある怖い病気ですので、歯科医院で治療を受けたり自宅での予防方法を伺ったりして症状を改善する努力をしてみてください。