歯茎の炎症や腫れは口臭の原因になる | おすすめの対策を解説

口臭の原因の約90%は、口腔内に潜んでいると考えられています。

口腔内のトラブルとして虫歯や歯周病が代表的ですが、歯茎の炎症や腫れも口臭の大きな原因ですよ。

歯茎が炎症を起こすと次のような症状がでますね。
・歯茎がブヨブヨしたりムズムズした痒さを感じたりする
・歯茎を手で軽く押してみると痛みが出る
・歯茎が腫れたり出血したりしている

ここでは、歯茎の炎症が口臭に影響する原因とおすすめの対策についてお伝えしています。

歯茎の炎症や腫れによる口臭の6つの原因

健康的な歯茎は変色や着色のない綺麗なピンク色ですが、炎症を起こして腫れたり出血したりしている方は要注意です。

歯茎の炎症で口臭の症状が悪化する理由は次のとおりです。

    歯茎の炎症が口臭が強くなる原因

  1. 一般的には口内の細菌による炎症で歯茎が腫れたり出血したりする
  2. 歯の根元や歯周ポケットといった場所に歯垢が溜まりやすくなる
  3. 歯垢を除去せずに放置していると唾液の成分と混ざって歯石になる
  4. 歯石が多いと口内の嫌気性菌が更に繁殖する原因になる
  5. 細菌が歯石を分解すると揮発性硫黄化合物(VSC)が発生する
  6. 揮発性硫黄化合物(VSC)の臭いが直接的に口臭になる

「歯磨きをすると歯茎から出血する」「歯茎が赤く腫れあがっている」という方は、歯茎が炎症を起こしているサインです。

そのまま放置していると口臭が更に酷くなる恐れがありますので、十分に気を付けないといけません。

歯茎が腫れたり炎症を起こす4つの原因

歯茎は健康を表すバロメーターになりますので、今現在の口腔内のチェックに役立ちます。

ここでは、歯茎が腫れたり炎症を起こしたりする原因を4つか挙げてみました。

    歯茎が炎症を起こす原因

  • 歯と歯茎の間に歯垢(プラーク)が溜まり、中の細菌が持つ毒素が歯肉に侵入している
  • ビタミンB群の不足によるアフタ性口内炎を患っている
  • 深く入りこんだ虫歯の治療や外傷で歯の根に膿が溜まっている
  • 歯に合ってない詰め物やホルモンバランスの変化で良性腫瘍ができている

一時的に腫れているだけの症状であれば、自然に治って元の歯茎の状態に戻るケースは少なくありません。

歯茎の炎症を放置するとどうなるの?

歯茎が赤く腫れあがっていて口臭も酷い状態であれば、早めの対策が必要です。

「自然に治るだろう」と軽視している方はいますが、歯茎の炎症を放置すると次のように症状が悪化する恐れがありますよ。

  1. 歯茎の赤みや炎症を放置すると歯肉炎が更に進行する
  2. 歯に形成された歯石に新たな歯垢(プラーク)が付着しやすくなる
  3. 歯周病が進行して歯のぐらつきや強烈な臭いを発生させる歯槽膿漏に進む
  4. 最終的には歯が抜け落ちてしまう

口臭だけであればまだしも、歯茎の炎症の放置は大切な歯を失うケースも十分にあります。

永久歯は一度抜け落ちると生えてきませんので、歯肉炎の段階で重度の歯周病に移行しないように適切なケアを行うべきです。

歯茎の炎症による口臭3つの対策方法

生理的口臭であれば、マウスウォッシュを使ったりブレスケアを食べたりして一時的に臭いを和らげることができます。

しかし、歯茎の炎症や膿の発生による口臭は、根本的な原因を対策することから始めないといけません。

以下では歯茎が炎症を引き起こしている時のおすすめの対策法を紹介していますので、一度実践してみましょう。

【対策①】口腔内を清潔に保つ

毎日丁寧なブラッシングを
直接的な臭いを抑えるためにも、歯茎の炎症を和らげるためにも口腔内を清潔に保つのはとても大事です。

口腔内が汚れていると、雑菌が繁殖しやすい環境になりますので気を付けないといけません。

口腔内を清潔に保つ方法

  • 1日2回~3回に渡って丁寧にブラッシングをして歯垢を除去する
  • 歯と歯の間に詰まった汚れは歯間ブラシやデンタルフロスで落とす
  • 薬用マウスウォッシュでうがいをする

毎日の歯磨きは特に重要ですが、あまりにもゴシゴシと力を入れて擦っていると歯茎の炎症が加速しやすいので、優しいケアを心掛けるべきです。

【対策②】生活習慣に気を配る

歯茎の炎症を対策するに当たり、次のように日々の生活習慣にも気を配りましょう。

口腔内を清潔に保つ方法

  • 炎症の原因になるストレスが溜まらないように発散する
  • アレルギーを引き起こす食べ物を避ける
  • 栄養バランスに拘った食生活を送る

精神的なストレスが溜まると、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れて唾液の分泌量が減少し、口臭の悪化に繋がりやすいので注意が必要です。

【対策③】歯科医院を受診する

歯周病ケアのイメージ
セルフケアで歯茎の炎症がおさまらない時は、自己判断で対処せずに歯科医院を受診しましょう。

一時的な炎症や痛みであればまだしも、歯周病が原因で歯茎が腫れたり出血したりしている時は根本的な対策が必要になります。

素人では正確に判断することができませんので、歯科医院の専門医に詳しい話を伺った方が良い理由はお分かり頂けるのではないでしょうか。

もちろん、歯茎にあからさまな異常が出ていなくても、定期的にプロによる検診やメンテナンスを受けて健康的な口腔内をキープする努力をしてみてください。