蓄膿症による口臭はどんな臭い?原因や対策をまとめてみた

蓄膿症とは鼻の奥の副鼻腔に炎症が起こって長引き、膿が溜まる病気を指しています。

男性だけではなく、女性や子供など年齢や性別に関わらず引き起こされる鼻の病気なのが特徴ですね。

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実は私も蓄膿ぎみで鼻ばっかりかんでるんですよね

ここでは、蓄膿症による口臭の原因や対策について考えていきます。

蓄膿症による口臭はどんな臭いなの?

蓄膿症の発症によって、どのような症状で悩まされやすいのか見ていきましょう。

  • 鼻の粘膜の腫れが慢性化して鼻が詰まって息苦しくなる
  • 鼻をかんでもかみきれず、強い鼻詰まりを感じる
  • ドロドロとした黄色い液体の鼻水が出てくる
  • 頭がボーっとしたり頭痛が酷くなったりする
  • 鼻汁が喉の方に垂れてきてネバネバする
  • 食べ物の味や香りが分からなくなる

蓄膿症は鼻の症状だけではなく、頭痛や目の痛みに繋がるケースも少なくありません。

実は蓄膿症を発症すると、口臭が酷くなる恐れもあります。

蓄膿症による口臭の種類

  • ドブ臭いような強烈なニオイ
  • 魚が腐ったようなニオイ
  • 腐敗臭のようなニオイ

鼻水や鼻詰まりの症状に合わせて、口臭が酷くなったという方は蓄膿症の疑いがあります。

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どれも避けたい臭いばっかりだね

蓄膿症による口臭の原因は大きく2つ

蓄膿症のイメージ
「喉の奥の方から変な臭いがする・・・」と悩んでいる方は、蓄膿症の可能性があります。

毎日丁寧にブラッシングをしたりデンタルフロスを使ったりしているのにも関わらず、口臭が全く消えない場合は要注意ですよ。

なぜ蓄膿症の発症によって口臭が酷くなるのか、考えられる原因をまとめてみました。

    蓄膿症で口臭が酷くなる原因

  • 風邪やアレルギーの悪化によって副鼻腔内に炎症が起こって膿が出る
  • 次第に副鼻腔内の中に膿が蓄積されていく
  • 膿の後鼻漏(こうびろう)がだんだんと喉に流れていく
  • 呼気として排出された際にドブのような口臭が出る

蓄膿症で溜まる膿は強烈な臭いがしますので、喉の奥に溜まっていると口臭として出やすいわけです。

また、蓄膿症を発症すると鼻詰まりの症状が引き起こされやすく、鼻呼吸ではなく口呼吸中心の生活を送っていると次第に口内が乾燥していきます。

「口腔内が乾燥する」⇒「唾液の分泌量が低下する」⇒「殺菌作用が低下して細菌が繁殖する」という流れで、臭い物質のVSC(揮発性硫黄化合物)が生成されるのも蓄膿症による口臭の原因です。

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膿がたまることと、口が乾燥することの2つが原因なのか

喉の臭いは別の病気の可能性あり!

喉から出てくる変な臭いは、蓄膿症だけではなく別の病気の可能性もあります。

  • 細菌やウイルスで発生した膿が鼻ではなく喉の方に流れる「後鼻漏(こうびろう)」
  • 扁桃腺に細菌や粘液の死骸が蓄積されて臭い玉ができる「膿栓(のうせん)」
  • 扁桃から分泌される免疫物質に細菌が繁殖して粘液が出る「膿汁(のうじゅう)」

「口臭が酷くなるのは口の中に原因が潜んでいるからだ!」と考えている方は多いのではないでしょうか。

確かに、それは紛れもない事実ですが、鼻の病気が引き金になって口臭が悪化しているケースもあると心得ておくべきです。

蓄膿症による口臭の対策方法をまとめてみた

「自分はアレルギーを持っていないから蓄膿症にはならない」と考えている方はいませんか?

しかし、蓄膿症は決して珍しい病気ではなく、「小林製薬」のサイトでは次のように掲載されています。

<年齢別の出現率>
20代:24.8%
30代:25.6%
40代:19.1%
50代:16.5%
60代:14.0%

<性別の出現率>
男性:51.4%
女性:48.6%
引用元:https://www.kobayashi.co.jp/brand/chikunain/volume.html

2015年には、細菌1年以内に蓄膿症を感じた経験のある方は、528万人というデータも出ていました。

つまり、今は何ともなくても、これから蓄膿症を発症して口臭が酷くなる恐れは十分にありますね。

以下では蓄膿症による口臭の対策方法を幾つか紹介していますので、是非一度実践してみてください。

    蓄膿症による口臭の対策方法

  1. 風邪や花粉症が原因で炎症を起こすことが多いため、鼻水をすすらずにこまめにかむ
  2. 鼻詰まりが酷い時は、入浴して血行を促してから鼻の通りの良くしてからかむ
  3. 鼻の粘膜に付着した花粉やウイルスを綺麗に洗い流すために鼻うがいを行う

蓄膿症にならないような予防を心掛けていれば、口臭で悩まされることは少なくなります。

中でも鼻を洗浄できる鼻うがいは蓄膿症の人に最適なので、鼻うがい専用の洗浄液の「ハナノア 鼻うがい」や「ハナクリーンS ハンディタイプ鼻洗浄機」、「ピジョン 鼻づまり改善薬」を使ってみましょう。

蓄膿症が悪化している時は耳鼻科を受診しよう

医師の診察のイメージ
既に蓄膿症の症状が悪化している時は、セルフケアに頼るのではなく早めに耳鼻科を受診すべきです。

耳鼻科を受診すると、専門医の指示に従って視診や画像診断で蓄膿症の症状や状態を細かく見ていきます。

急性の副鼻腔炎では、鼻詰まりを解消する内服薬や細菌を除去する抗生物質が処方されるケースが少なくありません。

間違ったケアで蓄膿症が治りにくくなることもありますので、医師の指示に従って治療や対策を行った方が良いでしょう。

「もしかして自分は蓄膿症かも」「最近になって口臭が酷くなった」と感じている方は、一度耳鼻科を受診して専門医の診察を受けてみてください。